2023年9月17日

昨日の夜はうまく眠れず、夜中に目が覚めて、眠れない!とのたうち回っていた。のたうちながら一瞬眠ったらしく、ベッドで逆さまに寝転んだ状態でまた目が覚める。眠れないなら諦めてそのまま起きていればいいのに、眠れない!という苦痛を存分に味わおうとするの、なんなんだろうね。

昼は友だちとソウレッジの集まりに行く。ソウレッジは性教育や女性問題についての活動している団体で、たまにオープンな雰囲気の交流会をやっている。交流会の参加者はNPOとかなんやかんや社会的な活動されている人が多いが、わたしのような普通の人も参加できる。会費は二千円。

主宰者が二十代の女性のせいか、参加者も若い人が多い。みんなすごいなぁと思う。わたしが二十代の時はただただ自分の内側にこもっていた。批判されることに怯える若者らしい若者だったとも言えるけれど。

ソウレッジの交流会の後、マッサージへ。スタッフの人とずっと声優さんの話をしている。歳が近いのも嬉しい。アマプラで突然クレジットがスキップされるようになったよね、いやだよね、と話す。

『にき』を読んでいる。二〇二一年四月から十二月の日記。短い文章が多いので、読み口は軽やかだけれど、わりと怒涛だ。前半部分は読んでいると、肩を抱いて、大丈夫、今が一番辛いんだよ、この辛さはいっときのものだよ、と声をかけたくなる。

二〇二一年ってこういう年だったというのを思い出す。あの頃、東京オリンピックが許せなくて、ほとんどテレビをつけなかった。一人で部屋に篭って、本を読んだりYouTubeを見たり。映画は二〇二〇年の自粛期間にアマプラを見漁っていた反動であまり見なかった。二〇二〇年の自粛期間は大喜びで家に篭っていたわたしだったけれど二〇二一年はうんざりしていた。いろいろ思い出す。

スーパーに行ったら中華まんが並んでいた。秋が来ようとしている。昼間はまだひどい暑さだけれど、秋が来ようとしている。