今日は有休。
午前中のわたしは昨日のお酒で二日酔いというほどでもないけど元気いっぱいって感じでもない。
昨日は酔ってた。なんかひとり反省会を始めてしまいそうだが、無意味なのでやめよう。バイオリズムもある。
日記に書くのを忘れていたのだが、数日前、遊星D『低き楽園』という戯曲集を通販した。柿内正午さんと奥さんがポッドキャストで面白かったと言っていたから。届いて読んだのだが、クスッと笑える感じ。オムニバスで一つ一つの作品はすごく短いのにそれぞれに独特の世界観とおかしみまであるところすごい。舞台も観たかったな。次の機会があったら観に行こう。
数年前に亡くなった祖母の若い頃の日記をパラパラ読んでいる。手書きで、しかもやや崩した達筆で、読めない部分も多い。今日初めて読んだページは昭和二十一年の年末の日記だった。祖母は当時、二十一歳。
十二月三十日の日記には大晦日のご馳走の献立、吸物、生酢、きんぴら牛蒡、お浸豆、きんとん、塩鮭が書いてあり、「随分貧弱だけど之が精一杯の所だもの」とある。
そして十二月三十一日の日記は「いよいよ今日で思い出深い昭和二十一年も終わりである。かえりみるとこの一ケ年随分いろいろな事がこの身の上に起きたものだ」と始まり、一年の出来事と感情が書かれている。恋愛と情熱。
祖母の日記であるが、わたしとは違う個性を持った誰か知らない人間の日記みたいな普遍さと昭和の戦中戦後という時代背景の独特さを感じる。
夕方からは母親とシアタークリエに「SHINE SHOW! 」を観に行く。
ミュージカルじゃなくて、ストレートという位置付けらしい。しかし内容はオフィスビルののど自慢大会でのてんやわんやだから普通のストレートではない。みんな歌う。
スター中川晃教の歌がこんなにそっけなく扱われることがあるだろうか。のど自慢大会に出場した参加者の一人という役柄だから歌は、まあ、添え物的な?いやでも天下のアッキーだよ!?あと朝夏まなとが音痴の役なんて!!めちゃくちゃ面白かった。
悪い意味じゃなくてなんとなく小劇場っぽさを感じだけれど、同じ舞台上で異なるストーリーが畳み掛けるように展開される演出あるから?一人一人にそれなりの見せ場が用意されているから?題材が身近だから?なぜかは不明。