2024年2月7日

今日は出社。

そして、書店で定期購読としている文芸誌『群像』の3月号の発売日で、図書館から借りている何冊かの本の返却期限。

図書館は昨日のうちに返しにいけばよかったんだけれど、昨日はいかんせん寒くて、雪もかなり残ってたし。

そんなわけで帰宅後、本を持って図書館へ。無事返却。予約していた本(三島由紀夫)を受け取る。三島由紀夫、別におすすめではないです。

今日ランチに行った時、会社の若い人(Kさんとしよう)と三島、谷崎、太宰は文豪系(適切な言い方がわからん)の中でも現代文学で出てきがちって話した。志賀直哉井伏鱒二芥川龍之介もこれほどではない。

あとKさんが『推し燃ゆ』を読んだというのでその話をした。わたし調べだけれど、推し燃ゆのラストを中年以上の女性はポジティブに捉えている人多くて、若い人はバドエン的に捉えている人が多い気がする。Kさんは中間って言っていたけれど、ランチの帰り道「やっぱり絶望ですよ…」

と言っていて、やはり人生の捉え方が年齢で違う思った。Kさんには『この世の喜びよ』を読んで欲しい。わたしは『この世の喜びよ』を読んだ時、こんな人生嫌だと思ったけれど、後からじわじわと生きる喜びだなぁと思えたので、どんなふうに思うか読んで欲しい。

『この世の喜びよ』をこんな人生嫌だと思って映画『PERFECT DAYS』を素晴らしい人生って思うところが、わたしっぽい。カルチャーがないと生きていけない。

そんな話をしたらKさんが

「私もそうです。カルチャーがないと生きていけない」

と言ってて、わたしだけではないと思っていたけれど、カルチャーがないと生きていけない人は案外多いのかもしれないと思った。果たしてどれくらいの割合でいるのだろう。

「何のために?」という疑問、自他からの問いに、また興味が出てきた。