今日は天気が良かったので、江古田まで散歩に行く。目標としてはカフェで読書、あと「百年の二度寝」という本屋さんに行こうかな…とか思って出かける。百年の二度寝は以前に一回だけ行って、その時は何も買わずに出てきたんだけど、リトルプレスの本とか豊富だったイメージで、今日は何か面白そうなZINEを買おう、とか。
なりゆきで入ってみたカフェでキャロットケーキを食べる。「キャロットケーキ」というのはケーキの一ジャンルらしかったが、初めて知った。胡桃とかレーズンとかなんかいろいろ入っていて大人の香りしつつの蒸しパンみたいな生地で、美味しかった。
「美味しいです！」
と思わず言ったら、そこからお店の方とおしゃべりが始まって、最終的にはモンゴルに観光に行くなら七月がハイシーズンだからそれを外して六月か九月がいいかもしれないとか、チンギスハーンがすごい人気あるとかという話を聞いた。あとモンゴルの仏教美術の話とか。楽しかった。
江古田は我が家から特に近いというわけではないものの、徒歩圏内でこんなに面白い街があるなんて知らなかった。長いこと練馬区に縁のある人生だったのに。江古田の面白さを知ったのはここ数年。最近は在宅勤務の運動不足解消がてら、交通費のかからない徒歩圏内行ける面白い街、江古田を探検しようと思っている。
百年の二度寝は本を作っている人たちがお客さん的な感じで来店しているっぽかった。本を作る、本を買う、読むがこの小さなスペースで循環しているなぁと妙な感慨にふける。ZINEは『満腹街道』という練馬や江古田のご飯屋さんにまつわるエッセイなどを買った。
