2024年3月31日

今日は渋谷まで映画「成功したオタク」を観に行く。

ドキュメンタリー作品としては若い人なりというか、完成度はもっと高いものがあるかもしれないけれど、オタク当事者によるドキュメンタリーという意味では今の彼女にしかできない仕事なのだろうと思った。推しが世界で、世界が突然壊れてしまうというような経験は、歳を取ってからだとこれほどリアルには切り取れないだろう。

ヒカリエに寄ってほうじ茶を買う。七百五十六円也。

家の最寄駅の駅前のラーメン屋さんでしょうゆラーメンを食べる。ゆったりした雰囲気が良くて、二、三週間に一度くらいのペースくらいで行っている。わたしとしては行きつけなのだけれど、お店の人からしたらギリ常連とはいないレベルかなと思っていたのだが、今日、お店の人が急にいつもありがとうございますとアイスコーヒーをサービスしてくれた。

このラーメン屋はアルコールはビールと冷酒だけで、これでレモンサワーがあったらもっといいのに、みたいな話を友だちにしたことがあった。友だちからは、週二くらい通ってリクエストしたらいいじゃないと言われたのだが、流石に週二は行かないので、レモンサワーへの道は遠いと思っていた。でももしかしたらラーメン屋でレモンサワー晩酌へ案外近づいているのかもしれない。

2024年3月30日

今日は急に暖かくなって、というか、暑くなって、何を着て行けばいいかわからなくなって、出かける前にバタバタしてしまって、十分くらい遅刻。

今日は友だちのお家で金継ぎワークショップ。本物の漆を使う金継ぎで、

「かぶれるかもしれないけど、わたしは気にしない!」

と言う友だちにびびったけれど、手袋を用意してくれていた。やさしい。漆のかぶれは漆を手で触っても手に出るわけではなくて、脚とか全然違うところや二、三日してから出てくるらしい。恐ろしい。今日はそれほど手が汚れる作業をしなかったし、手袋を使わせてもらったしで大丈夫だろう。

漆の話をしていて、輪島で数年前にカエルの絵の漆のぐい呑みを買った話をしたら、今日のワークショップに参加していた人が(今日初対面だった)カエルを飼っているという話になった。すごい。カエル好きの輪。

2024年3月29日

今日は有休。

昨日の天気予報通り、午前中は荒天だったようで、雨戸を閉めたままにしていまにもかかわらず、ごうごう風の音がしていた。

午後からマッサージ。家を出る時は明るかったけど雨がしゃあしゃあ降っていた。マッサージ屋さんでは今日のおかしな天気についてとかハイキュー‼︎とか春アニメの話とかしていた。あと声優さんの話。まあいつも通り。

フロアライトの電球が切れていたので新宿まで歩いて買いに行く。LED電球にしようと思って買ったんだけど勝手がわからなくて、思ってたより電球小さいし(これはこれで正解?)、電球色じゃなくて昼白色を買ったら意外と白かった。

新宿東口まで来たら紀伊國屋書店に寄らないといけない気がして、寄る。最近たくさん本を買っていて、もう本を買ってはいけない、見るだけ、と思ったけど、買ってしまった。出かけたら書店で本を買わないと死ぬ病にでもかかっているのかな。

こんなことを書くとまるですごい読書家のようだけど、実際にはパラパラ読むとこだけ読んであとは忘れて放置してしまったり、とりあえず買って満足したりで、読むは読むけどそれほど読んでいるわけではない。

2024年3月28日

今日は出社。

なんか妙に自分が強気で各方面にイライラしていて変な感じだった。まあたまにはこういう気分も悪くない。

昨日から僕のマリさんの本を読んでいる。昨日は『常識のない喫茶店』を読んで、今は『書きたい生活』。

2024年3月27日

今日は在宅勤務。天気がいい。

借りていた本を返しに図書館へ行く。予約していた本も届いていたので借りる。

読んだ本が面白く、感想を記録したいけど書くって気分でもなくて、というか、夕ご飯を作りたかったので書けないという面もあり、試しにスマホのボイスメモに残してみた。

声日記というものが、今密かに流行っているらしい。わたしもにわかに気になっている。なのでボイスメモ。

興が乗って、スマホでいくつか録音して、ご飯を食べながら聞き返していたら、友だちから急に電話があった。

いつも急に電話してくる。事前にLINEしてくれればいいのにと思うけれど、LINEするとわたしがLINEだけで終わらせてしまうと薄々気づいているのだろう。しかしそもそも電話でわざわざ近況を報告しあうことはこの友だちに限らずあまりない。

電話に出ないと、電話のアポから一時間くらい話を聞くハメになるので、天秤にかけて電話に出る。お箸を置いたのでチャリンという音がした。友だちは、

「ごめんね、夕飯時に。お箸の音がしたから…」

と言いながら二十分弱近況報告してきた。この話の聞き手はわたしでなくてもいい。そういう話を聞くのは結構辛いが、今は妄想ではなく日常についての話なのでよくなったと言える。かなり昔の話だが、週に二、三度電話してきては都度二、三時間妄言を繰り返していた時期もあった。病気だった。治って今は普通に暮らしているが、わたしの切った肺が元に戻らないのと同じように、彼女もクラスで人気者だったあの頃のようには戻らないのだろう。大病するとはそういうことなのかもしれない。

電話が終わったら、レンチンしていた白米はわりと冷めていた。

別の友だちからLINEがある。アマプラで観たドラマが面白かったらしい。おすすめだから時間がある時にでも観てとのことだったので、早速観る。予想外におじさんが登場したので、

「おじさんかい!w」

とLINEしたら、さすが早いね!と返信があった。とりあえず二話分観た。

2024年3月26日

今日は在宅勤務。

諸事情で、どうにか花屋で四千円以上つかわないといけない状況で、近所の商店街の花屋に行く。

たまに行く花屋だけど、四千円なんてつかわない。いつもは千円以下。今日は豪華なブーケでも買おうかどうしようかとか思って行ったら、ステキな花瓶も並べてあることに気がついて、結局四角いガラスの花瓶と啓翁桜を購入。合わせて五千円ちょっと。新しい花瓶でウキウキしちゃう。

身体は清潔にしておかなければならない。面倒臭い。でも自分ついてはまあこんなもんかと思っても他人に対してはそう思えないことも多いから、身体は清潔にしておかなければならない。そんなことを考えながらお風呂に入る。

どういうわけか襟足がソワソワする。髪がさわるのがどうにもこうにも気になる。うう。

布団に入っても冷蔵庫の音が気になる。ううう。今日は神経過敏なのかもしれない。とっとと寝よう。

昨日はブックバーみたいなところに行ったのだが、気取らない感じがめちゃくちゃ素敵なお店だった。

店主がによると、付き合ってはいけない男の3B、美容師、バーテンダー、バンドマン、に最近新たに加わったBが「文系大学院生」らしい。

「舞台俳優」かと思っていたが、これはわたしが観劇ファンだからよくそう聞くのだろう。

店主が、この店は文系大学院生も働いていますし、お客さんも文系大学院生よく来るんですよって言えば、常連客が、あいつら自分の輝ける場所を知ってますからね!とか言う。面白かった。

さて、本当に寝よう。おやすみ。

2024年3月25日

今朝、母親が台所でカタカタやっている音がすると思ったら、おそらく外の音だった。

一人暮らしなのに一人暮らしということと矛盾する夢を時々見る。

今日は在宅勤務。

在宅勤務が多いのでお耳のお供が欲しくて作業中よくポッドキャストをかけているけれど、仕事中に聴けるポッドキャストは新しい回のものではなくて、すでに聴いたことのあるもの。で、新しい回のものは結局仕事以外の時間に聴いている。なので、新しいものがたくさん更新されているとポッドキャストを聴くのに忙しくて本がなかなか読めない。

夜は友だちとご飯に行く。