今朝は寒くて、気温七度とかそんなんだったらしい。
今日の出社服は、かぐれのコットンのキルティングのジャケット、黄色のチェック柄のマフラー、くすんだ卵色のカーディガン、蛍光オレンジのロゴの入った白Tシャツ、紺地に黄色の小花柄のロングスカート、黒のブーツ。
「しししし5」をぱらぱら読んでいる。素人なので、こんなお洒落な試みに満ちた雑誌にふさわしい気の利いた感想を述べることはできないんだけど、ここでひっそり書き留めることはまあ許されるだろう。
犬短歌の宮崎智之さんの愛犬ニコルの短歌がめちゃくちゃ面白い。宮崎さんは天然というレベルではなく、天才ゆえに常識とは少し違う世界軸を生きている人なのではないか、とわたしは勝手に妄想している。愛犬の見た目を唐揚げに喩えて愛おしいとうっとり眺める宮崎さんを勝手に想像してしまう。野生だったらどうするの!?と愛に身悶えする宮崎さんの姿を想像してしまう。かなりデフォルメされたわたしの中の宮崎さん像だが、ラジオとかで喋り方を聞いているからだろうかなんだか妙にリアルなものとして感じてしまう。
あと本屋は本屋の棚をどう見るか?というエッセイの岸波龍さんの文章が格好よかった。
柿内正午さんは小説を書いていらして、まだ小説の世界の状況がよく認識できていないのだけれど、心地よい文章は間違い無いので、理解できなくてもこの心地よさにたゆたうのもまた可なり。