今日は有休。
ポイエティークラジオが更新されていたので、聴く。虚構の丁寧さってあるよねっていう奥さんのコメントにわたしはめちゃくちゃ共感した。
小説を読んでいて思うのは、会話が成立しすぎて嘘っぽいなぁということ。まあほとんどの小説はそうなんだけど、嘘っぽいなぁ、現実ではこういう感じにはならないなぁと思う。
その点、ヤマシタトモコさんの漫画『違国日記』は真正面から会話を始めたはずのキャラクターたちの会話がどんどん飛んで結果拾われない言葉があったりするのがよい。読みにくいんだけど、結局あれはどうなった？とかもやるんだけど、それがよい。漫画だから成立するのかな。小説は、会話が成立してないと物理的に向かい合っている設定の人たちが向かい合ってない感じがしちゃうのかな。漫画だから向かい合って会話しているはずなのに成立しない会話を表現できるのかな。
それにしても舞台について、上手が未来、下手が過去、上手がポジティブ、下手がネガティブ、という見方、知らなかった。確かに体感としてはあったと思うけれど。今後舞台を観に行くときにそれがあからさまに意図された演出であるとわかるとよりスリリングに楽しめる気がする。
今日の昼は雲ひとつなく、空を見ると灰色みがかった青と電線。練馬区はまだまだ電線が多い。もう九月も中旬なのに容赦ない暑さ。
夕方から外出。世の中にはグルメ会みたいなものが存在するらしい。わたしはたまに声をかけてもらえる。会費は九,五〇〇円。二ヶ月も前に約束して、大森でただ焼き鳥を食べるためだけに知人の知人みたいな自分にとっては知らない人も含めて集合する。なんだか不思議。今回はメンバー同士おしゃべりできる会だったので、少し違うけれど、メンバー同士ほとんどおしゃべりできない会もあるから不思議。焼き鳥はとても美味しかった。
帰ってきて、冷房を切って出かけたことにしばらく気づかなかった。少しずつだが涼しくなってきているんだろう。
