今日は有休。家の掃除でもしようと思っていたけれど、まあ進捗はあまり。やる気の問題。
母からLINEで伊勢丹で鮭の頭が手に入らなかったと連絡あり。氷頭なますと鮭のアラの入ったお雑煮をこよなく愛するわたしにとってはこれでは正月が迎えられない一大事。わたしも地元のスーパーを三軒回ってみたがなかった。デパートに電話してもなかった。
祖母が亡くなってから鮭の頭は東京ではなかなか手に入らないことがわかった。祖母が元気だった時は親戚から塩引の鮭が丸ごと送られてきたりしていて、頭が手に入りにくいと知らなかった。一昨年はわたしがネット通販で購入して実家に送りつけていたのだが、量が多いので、去年は母が伊勢丹で購入し、伊勢丹最強説を唱え、今後は伊勢丹で調達すると宣言していたのだが、調達できなかったらしい。
考えてみれば、母は特に鮭のお正月料理に何も感慨がない。入手するための情熱にかける。
下の弟が先日スーパーで見かけたから、今度見てみると言っていたが、すでに売り切れている可能性大。
悲しい。気分的には正月を迎えられないが、カレンダーはどんどん進むわけで、正月は勝手に過ぎていく。
たいていの食にはわりと淡白なわたしがこれだけ落胆するのだから不思議な感じだ。
我が家には小さな鏡餅を飾った。
