朝から強烈にだるかった。頭痛ーるの予告通りだが、出かける用事があったので、気合いで湯船に浸かったらちょっと元気になった。友だちがお花を習っている流派の展覧会に行った。生徒さんの作品から家元の作品まで飾られていているのだけれど流派の個性ってある気がする。まったく検討違いかもしれないがちょっとあぶなげというかあやしげな美があるような。
その後実家へ。知り合いから送られてきたという梨をもらいに行く。梨、最近、高すぎる。スーパーで一つ三百円とかする。ぶどうも高かったし。つら。もらってきた梨は明日以降大事に食べます。
両親は七〇代だがとても元気で、元気を持て余している感はあるが、健康は何より。みんなで最近得た知識などを披露し合う。コミュニケーションというかしゃべり合い。しゃべった者勝ち。めちゃくちゃマニアックな情報を大した深みなく披露し合えるって気楽でただただ楽しいが、相手がなかなかいないので両親とのおしゃべりは案外貴重である。まあ父親とは感性が似ているからかもしれない。歴史上の人物の肖像画が実はその人ではないと判明したという話からの、別に描いた人もきっと本人に実際会ったことがあるわけではないよねからの、まあ作者の意図は大事、釈迦如来か大日如来か的なね、からの如来なんて薬師如来以外わからん、薬壺持ってないとわからん、筆と巻物を持っているのは広目天だっけ？仏像辞典調べよう（仏像辞典ある）、という取り止めもないというか誰も止まらないおしゃべりが延々と繰り広げられる。
一人暮らしの我が家帰ってきて、静か。雨の音が聞こえる。静かさに癒される。今日は思う存分騒いだからかもしれない。
